欧州にて、下手ながら、そして季節感無く何か編んでます。
純毛100% Love。
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Kerry Woollen Millsのアラン糸
先日フラフラといろいろな方のブログを眺めていて知ったのですが、毛糸だまにアイルランドのKerry Woollen Millsの糸が使われたようですねぇ。

で、ふと気が向いて先ほど当ブログのアクセス・ログを見てみたら、Kerry Woollen Millsでの検索が増えているではありませんか。さすが毛糸だま効果。
日本で編んだことがある人はそんなにたくさんいないだろうし、ちょっと記事にしてみます。

この会社の糸については、Carol Fellerさんの「Contemporary Irish Knits」に書かれているのですが(あと、雑誌The Knitter誌でも見かけたことがあるような気がします)、アイルランド国内のオーガニックな酪農家から羊毛を購入して作るorganic yarnsと、アイルランド産とニュージーランド産のを混ぜて作るスタンダードのAran weight yarnの2種あるようです。私が編んだことがあるのは、このスタンダードの方(のはず。organicって書いてなかったし)。
追記:過去の自分のエントリーを読んだら、どうもオーガニックの方だったらしい。どっちにしろ、アイルランド産の羊の糸は固いというのに変わりはないのだけど。


Wisteriaその2


色はRaspberry Fleck。Kate Gilbertさんデザインの'Wisteria'を編みました。1かせ200g(長さは320mぐらいらしい)あるのですが、これだけケーブルが入っているのと、下の方に向かってちょっと広がるデザインなので、3かせ強で完成。
(編んだのは3年前。このへんからポツポツと編みかけの様子を書いています)


ここの糸は他にNatural WhiteとMid Jacobを編んだことがあり、あと緑系と紺系の糸は見たことがあるのですが、どれも色はきれいですよ。
(購入元は会社のウェブショップと、The Yarn Roomというアイルランドのショップ。The Yarn Roomは今は在庫が少ないようですが…)

注意点というか、留意点と言えば、手触りがかなり固い糸だということ。一度水通しをすると、良い感じにちょっとクタッとしてくれますが、編んでいる間はガッシリした平面状態。私は固い毛糸は大好物なので嬉々として編んでいましたが、それでも若干手荒れはしたので、慣れていない方はちょっと心構えが必要かもしれません。
同時に固い糸の良い点として「ほどけにくい」というのがあるので、スティークを使う物にはむしろ向いているかも。

それから、Mid Jacobについてもちょっと書いておきましょう。これはもともと茶色い毛のJacob種の羊からの糸で、きれいなチョコレート色の糸。手触りやテクスチャー、伸縮性もこの会社の他の糸とは違っていて、編むのがとても楽しかった糸です。

茶色のアラン毛糸


ただ、この色はこの毛の色の羊が生まれないと取れないので、いつもある色ではないのですよね(私は本当にラッキーだった)。


ともあれ、そんなガッシリ系の糸なので、マフラーとかネックウォーマーとかにはお薦めしません。向いているのは、やっぱりウェアでしょう。私は編んだことはないけど、ジャケットなんかにするのも良いと思います。

あとは、こんな帽子もね。

ラズベリー色の帽子と黄色いcowl

大晦日
いろいろな事があった2011年も今日で終わり。

今年最後の完成作品は、指無し手袋の"Nalu"でした。

Nalu出来た


…が、現在自分のパソが修理に行っているので、デジカメの写真が取り込めない…。
画像はパソが戻ってきてから加えることになります。

Nalu

(1月10日:やっとパソが戻ってきたので、写真を追加)

"Nalu"はLeila Raabeさんのデザインで、編み図はRavelryからDLできます。
糸は"Skara Brae"を編んだ残りのRowan Scottish Tweed DK、針は3.25mmを使用。
本当はミトンに改造したかったのだけど、糸の量がそこまでは無く、そのかわりに全体的に長めになっています。"Nalu"使用分:58g

**糸のダイエット**

今まで:1,138.5g増

(-):"Nalu"使用分:58g

トータル:1,080.5g増


**2011年回顧と展望**

理由は複数あるのだけど、前2年と比べると編む量が少なかったなぁ。特にウェアと巻き物が減り、かわりに増えたのは計4カ所に出したチャリティ系。

2012年の目標は、まず2年連続で1キロのリバウンドとなってしまった糸のダイエット。
あと、ハンパな余り糸の有効な使い道をみつけることですね。やる気だけで糸だけ買って全然進んでいない編み込みミトンとか、編みかけで放置されている物件も何とかしなくては…。




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お見舞い花束
今月の初めだったのですが、地元ニッター仲間の御主人が急病で入院してしまいました。
すぐに診断がついて、本当に即治療開始となったのですが、ちょっと厄介な病気なので、それなりに長期戦になりそう。

お見舞いの定番のお花は病院の規則で禁止されているので、有志でそれじゃあ花を編んで花束にして送ろう!ということになりました。
(花が禁止されているのは、万が一虫がついていたりして、そこから細菌が入るといけないから)

お見舞いの花


私も細々と一輪編みました。パターンは"Snowdrop"。糸は花の部分が糸のテイスティングでもらったLouisa HardingのWillow Tweed、茎とかは夏ものウェアを編んだ残りのRico Designのコットン糸の残り。


花のアップ


本当はもう一輪ぐらい編みたかったのだけど、震災以来それどころではなくなってしまって、締切に間に合いませんでした…。


『花束』は金曜日の夕方に渡されることになっていたのですが、昼休みにいつも行っている毛糸屋さんに寄ってみると、まさに仕上げの真っ最中。茎の部分にワイヤーを通したり、花の部分しかないものを茎に縫いつけたりと、いろいろと細かい作業が残っていました。
私もワイヤーを通したり、茎の数が足りないのでお店からハンパな緑の糸をもらって、i-cordで編んだりしてちょっとお手伝い。

チェック中
(同じく元々は通りがかりだった友達が、花を1本ずつチェック中)


オマケにクモもいる
(オマケでクモまで編んだ人もいる(笑)。これもしっかり縫いつけ)


リボンをかける

(毛糸屋さんの近所には好都合にもリボンとボタンのお店があるので、花束に合わせてリボンを買ってきました。)


完成
(発起人のAちゃんがラッピングして完成!)



参加人数は20人ぐらいだったかな? 春らしいカラフルな花束ができあがり、実は私達も自画自賛中です。
喜んでくれるといいなぁ。そして一日も早くよくなりますように!

**一応、糸のダイエット**

今まで:2,991.5g増

花に使ったRico Designの糸:2gぐらい
(Willow Tweedは元々在庫にカウントしていなかったし、何gあったのか不明なので、カウントせず。)

トータル:2,989.5g増
テイスティングに行ってきた。
私が常連化しているショップのヤーン・テイスティングがあったので、行ってきました。

これは、ワインのテイスティングならぬ、糸のテイスティング。会場には新作を含む秋冬糸各種や本、作品サンプルが展示されています。


左のテーブル
(このへんは、Louisa Hardingの糸)


お茶やワインを手に、糸や本を見たり、サンプルを試着したり、ショップの提供してくれる糸のサンプルを早速編んだり、友達と話したりと、参加者皆思い思いに楽しみました。


サンプル軍団


去年はチケットにランクがあって、それに応じた数のサンプルが貰えたのだけど、今年は一律の入場料金で、皆同じ量のサンプル。lace weightから超極太まで、糸の太さごとに袋に入っています。写真に撮らなかったけど、一緒に糸のインフォの載った紙も提供されました。


Debbie Bliss?のサンプル
(Debbie Blissの作品サンプル。かわいい)


サンプルの帽子
(この帽子、かわいい)


去年に続いて2度目の開催だったのですが、今年はドロップスピンドルによる紡ぎの実演&手ほどきがあったり、セミプロのカメラマンによる『編んだ作品撮影サービス』もありました。この撮影サービスの関係で、去年より自作品を持ってきている人の率が高く、知らない人でも「まあ、その糸は何?」とか「デザインは?」とか話がはずみます。


会場の半分ぐらい
(会場の奥半分ぐらい。実際の人数はこの4倍以上いたのでは?)


Noroエリア
(こっちはNoro地帯)


久々に会う友達もいたし、あっという間に時間が経ってしまったけど、楽しかったなぁ。


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できたことはできたんだけど…
野呂のくれよんソック95番で編んでいたショール、一応完成しました。

Echo Flower


デザインは"Echo Flower Shawl"。Ravelryで無料公開されているものです。


アップ


完成はしたんだけど、これは失敗だなぁ。
糸の色に模様が完全に負けてしまいました。あと、ブロッキングしたんだけど、ツノがきれいに出ない……。
ニッター友達のSi子が、「Noroのソックヤーンは、ツノがきれいに出ない」と言っていたのは本当だったんだなぁ。

収穫は、"Echo Flower Shawl"を編んだこと。インストラクションに説明文が多く、なんか難しそうな印象を持っていましたが、全然そんなことは無く、編むのも楽しかったです。
近々、別な糸で編み直そう。


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今年の展望
なんだかバタバタしているうちに新年になってしまいました。

2009年を振り返れば、自分でもびっくりするぐらいの度合いで、編み物に復活してしまいました。編んだものは、ウェア19点、小物26点の計45点(の、はず)。編み物の楽しみは、『物を作る』という部分の他に、編んでいくうちに少しずつでも進歩上達していくのがわかるという部分もあります。地元に編み物友達も何人もできたし、今年もますますハマったままになるのでしょう。

そんな今年の目標は、何といっても在庫毛糸を建設的に消費すること。家に12kg超ある上、実家には自分の把握していた糸の他に紺のアラン糸まで発見されてしまったし…。

紺のアラン糸
(とりあえず一かせ写真に撮ってみたけど、実際は 1kgあります)


とは言いつつも先日店頭で見たリッチモアのコンフェットに萌えまくりだし、ホビーラ・ホビーレのベリーモヘヤ(の、38番!)にもグラグラしているし、やっぱり糸は買っちゃうんだろうなー。

今回は帰省中に実家の本棚を漁ってみましたが、記憶になかった本が何冊も出てきました。

たとえば、こんなマニアなハウツー本とか

how to本


雑誌も2冊。毛糸だまは1989年、手編みの本。にいたっては、1985年に出た号だったりします。

発見された雑誌


毛糸だまのこの号には、河合真弓さんデザインのこんなウェアが載っています。

毛糸だまより


身頃は、斜めに編んだ四角いパネルを真ん中ではぎ合わせることになっています。当時編んでみたかったけど、難しそうと思って挫折したもの。でも、改めて見ても編んでみたいなーと思うし、今年はチャレンジしてみようかな。
みどり続き
先日オーダーを入れた4 plyのオーガニック・ウールの糸が届きました。ネット上の画像で見て買い物をすると、どうしても『現物は色がイメージと違っていた』等のリスクがありますが、この糸はロンドンの店・I Knitに行った時に、実物を見てあったもの(何でその場で買わなかったといえば、単純に在庫がなかったからです。ロンドン近くに住んでいて、あの店にもっと簡単に行けるのなら、取り寄せを頼むのだけどね)。

St Eval


それにしても、ここのところ緑のネタが続いているなぁ〜 (^_^;)。現在同時進行で着手しちゃったウェアが2枚あるので、手をつけるのはその後になりますが、カーディガン(ボタンホール無し)を編む予定。

編むといえば…。先日地元のKnit Nightに行った時のこと。北米人と地元民が大半のメンバー、基本的に皆編み方が『アメリカ式』、つまり右手で糸を持って編む方法なのですね。そこに私が混ざっていると、「あれ、一人だけ編み方が違う」と勘づかれたりします。アメリカ人に「その方が速く編めそう」と言われたけれど、そういうことは別にないと思うぞー。

そして昨日も編み方の違いで、あれっと思うことがありました。某所にて、某レース・パターンについてアメリカ人に聞かれたのですが、「掛け目→裏編み1目の部分、どうやったの? 掛け目は時計回り? 反時計回り?」って…。ええーと、掛け目の方向なんて考えたことなかったよ(汗)。一応「反時計回りだよ」と返事はしたのですが、役に立たなかったかもなー。だって、根本的に編んでいる方式が違うんだもの。
"Niamh"の謎、解明
少し前に書いた、Yarn Forward誌掲載の"Niamh"という作品について。
写真が2種類あり、リバーシブルなんだろうか等の疑問があったのですが、この作品のデザイナー・Katya Frankelさんのブログに、正解が。

なんと、表紙にまでなったのに、「なぜか裏表になっている」のだそうです。
うひゃ〜〜、編集者は何やってるんでしょう?

という訳で、正解は↓です。


どっちが表?


それにしても、掲載されている写真でちゃんとなっているのが1枚だけっていうのが、イタイですねぇ・・・。Katyaさん、お気の毒に…。
Kaffe Fassett on TV
ここを覗いて下さる方の中に、興味のある方もいらっしゃるかもしれないので…。

現在、イギリスのChannel 4で「Kirstie's Homemade Home」という番組をやっています。

これは、不動産系のTV番組で有名なKirstie Allsopが、40年ぐらい空き家だった家を買って改装するプロセスを番組にしたものですが、Kirstieはなるべくアンティークや、修復した古いもの、そして手作りしたもので改装しようとしています。
プロの手ほどきでクッションからガラスのタンブラーまで手作りしたり、著名デザイナーのお宅を訪問したりしているのですが、今週放送分では、Kaffe Fassettのお宅が登場。
Channel 4のサイトに、写真が少し出ています。

この写真全部がKaffeの家のではないと思うんだけど、2枚目や3枚目は実際にTVに映っていたし、4枚目はKaffeのお宅のドアの部分です。

いや〜〜〜、それにしてもゴチャゴチャしてる 色の大洪水のお宅だったよ (^_^;)。

今回はKirstieが編み物にも挑戦していましたが、イギリスの棒針編みって、糸を右手にかけて編むのですよね。
(私は左手。多くの日本人がそうだと思うけど、あれはどうやら『ドイツ式』らしい)
右手に糸をかけていて、どうしてあんなスピードで編めるのかは、私には全く謎であります。

(追記:最初はURLを直に載せていたのですが、ブラウザによって大崩れすることがわかったので、変更しました)
模様を試し編み
製作中の2枚には何の変化も無く、昨晩やっていたことと言えば、前項掲載の熟成20年ものの糸をどうするかについてです。

できれば単色模様編みにしたいのだけど、模様編みはけっこう糸を消費するからなぁ。750mしか無いのは痛いなぁ。
でも、昔ガーンジー・セーターをブリティッシュ・エロイカ(1玉80mぐらい)を使って編んで、10玉いかなかったような気もするんだけど…。

という訳で、なるべく縄の少ないデザインを求めて手持ちの本をひっくり返したり、某Rをさまよったりした後、Alice Starmoreの「Fishermen's Sweaters」に載っているデザインをちょっとアレンジし、大体の長さがわかるDKの残り毛糸を使って、試し編みしてみました。

Cape Codテスト編み

模様のアップは、こんな

模様のアップ


模様が39段のところ、25段で糸が尽きました。これで大体50m。
やっぱり厳しいかな〜? ほどくの覚悟で袖1本編んでみようかしら? (←チャレンジャー)
でも、せっかく本も買ったことだし、短気を起こさず本の到着を待って、もっとじっくり考えた方がいいんだよねー。それは頭ではわかっているんだけどねー。

ところでこの試し編みに使った模様は、"Cape Cod"という作品の一部です。"Cape Cod"は4plyの糸の作品なので、この模様はもっと小さく、それが何度も繰り返されているので私にとってはちょっとしつこいデザインなのですが、試し編みした部分の両脇に細い縄を編み足して、私の好きな違う色が混じり込んでくる単色糸ではなく、本当にベッタリと単色の糸で編むと、なかなかノーブルで良い感じになる気がしました。

…って書くと、絶対編みたくなるのですよねー。実は、現在両脇にある模様は、しばらく前から一度使ってみたかった模様だし。
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